修学院中学1年生 認知症サポーター講座 【修学院包括・デイ】

『認知症』ってどんな症状なんですか?予防ってできますか?

 修学院中学1年生184名を対象に『認知症サポーター講座』が開催されました。

事前学習にて各クラスで疑問に思ったことを質問事項として提出してもらい、それにこたえる形で講座を

進めていきました。今年は1時間で行うことになっており、地域包括支援センターと左京区社協による

『道に迷って困っているおじいちゃんをどうやって誘導したらいいのか?』を良い例、悪い例として寸劇で

確認してもらい、今まで修学院中学の先輩たちが行ってきたサポーター実践をいくつか披露し、自分たちにも

できる!と自信をもって取り組んでもらえるように話しました。

短い時間で盛りだくさんの話でしたが、一生懸命聞いてくれました。

 

               

 

研究は進んでいますが、認知症はいまだしっかり解明されていません。薬も、治す薬ではなく進行を遅らせる

(緩やかにする)薬しかありません。症状はひとそれぞれで認知症になっても穏やかに過ごしていける人もたくさん

います。歳をとったから必ずしもかかるわけではなく、若いからといってかからないわけでもありません。

たとえ認知症になっても、だれもが住みやすい街づくりをしていくことが大切ですね。まずは言葉をかける、

挨拶をすることから始めましょう。そしてしっかりアンテナを張って、認知症があってもなくても、大人から子供まで

困っている人に手を差し伸べ、いろんな人をサポートできるように頑張りましょう!